2017/11/3 リンクス高麗川 川歩きの会
11/3 リンクス高麗川主催の川歩きを開催しました。2回の台風直後の高麗川ということで、増水とお天気が心配されましたが、結果的にはお天気には恵まれました。渡渉ができず、迂回を繰り返して大変でしたが、水かさの増した高麗川の様子が見れたことは収穫だったと思います。
今回は、九月の環境ボランティア展でのご縁で、自然観察会講師の高根先生と初参加の方も加わり、自然観察会さながら、道すがらの草木の解説をいただきました。また、高麗川の特質として、谷となって橋の前後以外の素晴らしい川の景観が市民に親しまれにくいこと川の両岸が民地で、それも居住地の裏にあたっているので、手入れがされず、荒れ放題にされやすいことなど指摘がありました。
秋の高麗川をを満喫。清流橋到着後は、交流会(焚火)を行いました。
9:00高麗神社出世橋横の駐車場で集合~ 清流橋
開催日:2017年11月3日(祝)
参加者 6名 後半から2名参加
高麗神社 出世橋横第二駐車場 9:00スタート 12:00過ぎに清流橋到着
12:30交流会 16:30解散
河原のあちこちに、川増水の置き土産が。
昔使われていた?
2回連続台風の影響でしょうか、突如出現した滝。
シャクチリソバ 帰化植物。戦後食糧難の時期に植えられたが、まずいため放置され、河川敷などに自生したそうです。
ガタガタ橋は、台風後通行禁止 橋のたもとには大木がひっかかり、増水の残骸がそのままになっています。
このあたりは地形がはげしく変わっています。
去年できたばかりの遊歩道は、すでに土砂に埋まり消えてなくなっていました。
獅子岩橋のたもとに生えるどんな大水にも負けないケヤキの根っこ。
昨年より紅葉がゆっくり進んでいます。
いつからか獅子が居無くなった獅子岩
旧道より聖天院をのぞむ
タラヨウ 葉の裏に枝でキズをつけると字が浮かぶ不思議な葉。お寺に植えられることが多いそう。その昔は、恋文にも使われたとか。
枝にかかる草 ここまで増水したのが見て取れます。
漂流ひょうたん見つけた~~
栗坪不整合のあたりは水量が多いので渡渉は断念。ここで引き返しました。
高岡橋遊歩道 工事中の現場を視察しました。
ここも湧水が湧いていました。美しかったケヤキ並木の河原は消失
ごつごつ歩きにくい人を拒む河原。上流の瀬替え工事以後、すっかり様相がかわりました。
小さな花を付けた常緑樹の枝は、クスノキ科のシロダモです。
遊歩道を作らないようみんなで守った大けやきの下で。ワンドに集まる小さな命たち。しかし上流の工事の影響か、かつてのカワセミの聖地、大けやきのオーラは薄れ、残念な気持ちで見上げました。
お蔵淵は深くえぐられ危険なため、渡渉は断念。迂回路を回るため引き返します。
お蔵淵より高岡橋をのぞむ
清流橋に到着。
川歩きのあとは・・・
トン汁・ビール、本日河原カフェは、月子のいちじくケーキとじゅんちゃんのオーガニックコーヒーでおもてなし。アコギ+カリンバで河原セッション。まったりゆるーく、秋の高麗川を満喫した一日でした。