リンクス高麗川 LINKS KOMAGAWA

埼玉県西部を流れる高麗川の真の再生を夢見る人たちの集い

高麗川まるごと再生プロジェクトに関する要望書を提出

9月30日、飯能県土整備事務所、日高市役所へ、また、10月1日、埼玉県庁に対し、リンクス高麗川として改めて書面での要望書を直接訪ねて提出しました。

要望書の内容は以下の通りです。

高麗川まるごと再生プロジェクトに関する要望書

 高麗川まるごと再生プロジェクト、とりわけ河岸内遊歩道計画案に対して、私たちは数々の疑問を持っています。つきましては、そのような疑問を払拭するため、市民の意見を聴取し、市民との信頼関係をより一層深めて頂きたく、下記の通り要望致します。

・市民全体を対象にした、計画案説明会の実施

・広報及び、ホームページでの計画案内容詳細の公開

・第8回日高市部会の招集並びに、希望する市民団体の市部会出席を承認

 

また、参考資料としてこれまでにWEBで公開したもの、かわら版などのファイル60ページあまりを一冊にまとめ、添付書類として提出しました。この添付書類は、たとえ詳細は読まれなくとも、ページの厚みと内容から、リンクス高麗川としての本気度と熱意を伝えたいという一心から、急きょ作成したものです。生半可な考えで動いているのでは無いと言うことが、一冊のメッセージとして込められているのです。

 

飯能県土整備事務所は所長宛、日高市は市長宛、埼玉県は知事宛に提出。

さて、飯能県土整備事務所はアポイント無しにも関わらず、所長が丁寧に対応してくださり、要望内容の詳細を説明させていただきました。

日高市役所は、やはりアポイント無しで秘書課へ向かい、来庁趣旨を述べるものの、市長へ直に手渡すことはできず、秘書課長同伴で、市民生活部へ。部長不在のため、所轄の課長が対応、こちらの意向を丁寧に分かりやすく伝えました。

埼玉県庁につきましては、NPO法人 東京湾と荒川・利根川・多摩川を結ぶ水フォーラム代表の方に先導していただき、知事室長室へ向かいましたところ、飯能県土整備事務所長より、事前に連絡があったとのことで、直ぐさま応接室へ通されました。ただ今現在、埼玉県は本会議中、知事にお会いできる術もなく、県土整備部水辺再生課の3名の方々に応対していただきました。

そこで、改めて、高麗川まるごと再生プロジェクトに対するリンクス高麗川の考えを伝え、要望書を手渡すことができました。

1時間あまりの対話の後、「川の国応援団」(過日申請登録致しました)窓口の環境部水環境課へご挨拶に伺いました。

水辺環境課と水環境課、似たような名前ですが、セクションは全く違い、行政にありがちですが、横の繋がりはあまり無いように感じました。

 

さて、二日間に渡った要望書提出。

たった、1枚の文書ではありますが、簡潔した内容には、多くの会員や、賛同人の思いと願いが込められています。

だからこそ、郵送では無く、私たちの熱意とともに、手渡しで渡したかった。そうすることで、初めて伝わることも必ずあると思っています。

いずれにしても、今回の行政訪問、対話することが、お互いにとってどれだけ大切なことかということを改めて感じました。